<ロマンチックはご機嫌ななめ(適当。)>


        花屋さんに友達の誕生日プレゼントの花を選んで貰い、ごきげんな和葉。
        「この花な、『いつまでも仲良しでいて下さい』って花言葉なんやて、
        何も見んとわかるなんてすごいなぁ?」
        「はん、男の癖に花言葉に詳しいなんて気色悪いやっちゃ。」
        「なっ・・・そんな言い方ないやろ!! ロマンチックで素敵やん!! 
        あたし、そういう男の人の方が好きやわ!!」
        「・・・・・・。」
        しばし黙り込む平次。
        そして、
        「・・・かすみ草・清らかな心、フリージア・あどけなさ、
        クロッカス・青春の喜び・・・。」
        突如として20個くらい花言葉を唱え出す。
        そして呆然とする和葉の腕をつかみ、
        「真紅の薔薇・真実の愛・・・・・・!!」

        終わり


        <当時の後書き>
        キーボードに撃沈。
        マジなのか・・・ギャグなのか・・・。
        ちなみに花屋さんとは、平和創作にたまに出てくるマニアックな存在。
        遠山さんは、状況は大事でも、言葉はぶっきらぼうで良いみたいだから(SDB参照。)、
        花言葉詳しい男はどうだろうって感じなんだけどね・・・。
        まぁ、ハナホン平次、ロマンチック部門第一位も狙ってるって事で(本当かよ。)。


        <現在の後書き>
        昔のは何でも引っ張り出してやろうと思ったものの、さすがに悩んだ一品。